2026年4月25日、日南線志布志側の最末端区間「志布志〜福島高松」を往復乗車してきました。2026年3月のダイヤ改正で減便されたこの区間、その後の実態はどうなっているのでしょうか。
往路と復路で車内の様子は大きく異なり、地元利用と旅行者需要のギャップをリアルに体感できた乗車でした。
今回の行程
| 種別 | 列車 | 車両 | 区間 |
|---|---|---|---|
| 往路 | 1940D | キハ40 8069 | 志布志→福島高松 |
| 復路 | 1939D | キハ40 8099 | 福島高松→志布志 |
往路の記録|1940D(キハ40 8069)
志布志駅を出発した1940Dは、私1人だけの貸切状態でスタート。大隅夏井駅で1人乗車して計2名となり、終点・福島高松では1人乗車・1人下車がありました。
| 駅 | 乗車 | 降車 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 志布志 | 1 | — | 私のみ(貸切) |
| 大隅夏井 | 1 | — | |
| 福島高松 | 1 | 1 | 終点・折り返し待ち |

この日はキハ40 8069が入りました。同車は令和8年5月上旬から小倉総合車両センターに入場しているようです。

ホームからの眺め。乗車を待つ人の姿はありません。

乗車駅証明書(整理券)です。

この日の乗客は私1人だけ。

日南線の田吉ー志布志間は最高速度65Km/hに抑えられています。
以前は田吉ー北郷間は85Km/hでした。
折り返し地点|福島高松駅
日南線の秘境駅とも言われる、福島高松駅は無人駅です。国鉄時代からの小さな駅舎が、静かながら独特の存在感を放っていました。次の復路列車が来るまでの時間、ひっそりとした終端の雰囲気を味わいました。

駅舎にはトイレ・公衆電話はありません。

駅舎内のベンチからの眺めです。
牛や鳥の鳴き声だけが響きます。
復路の記録|キハ40 8099
折り返しの復路では、乗り込んだ時点でキハ40 8099にはすでに6人が乗車中。私が加わって計7名となりました。ほとんどが旅人と思われる方で、往路の静かな車内とは打って変わって賑やかな雰囲気でした。
大隅夏井駅での乗降はなく、志布志駅では7人全員が下車。地元の日常利用というよりも、末端区間ならではの「乗り鉄」・需要が多いことが実感できました。
| 駅 | 乗車 | 降車 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 福島高松 | 1 | — | 出発時すでに6人(計7名) |
| 大隅夏井 | 0 | 0 | |
| 志布志 | — | 7 | 全員下車 |

いつの間にかホームに虎ロープが張られています。

油津始発の志布志行き1939Dが到着します。
この日はナッシーラッピングのキハ40 8099でした。

7人を乗せてのんびり走ります。
宮崎方面への接続|意外と実用的なルート
この列車は志布志駅に到着後に18:00発の油津行きとなりますが、油津駅で宮崎行きに乗り継げば(乗り継ぎ時間37分)、志布志から宮崎駅まで当日中に移動できます(宮崎21:21着)。日帰りで日南線完乗を目指す場合には、実用的な移動手段にもなります。
末端区間のローカルな雰囲気を楽しみながら、宮崎方面への旅の起点にもなる志布志駅。減便後も、まだまだ乗れる路線です。

1939Dで志布志駅に到着後の様子です。降り立った人たちは、どこに向かうのかな。
まとめ
2026年4月25日の志布志〜福島高松往復乗車で記録できた内容をまとめます。
- 往路(1940D / キハ40 8069):最大2人、志布志〜大隅夏井間は私のみの貸切状態
- 復路(1944D/ キハ40 8099):出発時7人乗車、ほとんどが旅人
- 地元利用は少なく、撮影・乗り鉄目的の来訪者が目立つ
- 減便後も旅人の需要は一定あり、「乗れるときに乗る」価値がある区間
同区間の2両編成最終期(2026年3月11日)の記録はこちら:日南線末端区間(志布志〜福島高松)乗車記録|2026年3月11日【2両編成最終期】
志布志駅の利用実態まとめはこちら:日南線 志布志駅の利用実態まとめ|半年間の定点記録
