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1992年8月30日・福島今町駅
1992年8月30日、日南線の福島今町駅を訪れた記録です。
この日の上下列車は、ともにキハ58とキハ28の2両編成。
腕木式信号、タブレット閉塞、改札に立つ駅員、そして入場券、今では失われたものが、まだすべてそこにありました。
南宮崎方から、キハ28 2188+キハ58 687の2両編成が入線します。
右側には、今はなき保線関係の家屋が写っていますね。

下りホーム(志布志方面)に停車して、上り列車の到着を待ちます。

上下2本の記録
下り列車到着後に、志布志方から上り列車が入線します。編成はキハ28 2435+キハ58 192。
どちらも2両編成で、キハ28の4VK(冷房エンジン)力のエンジン音が駅に響いていたことでしょう。

福島今町駅の構内に、2両編成の上下列車が並びます。
今では考えられない光景ですね。

タブレット交換
上り列車の運転士が手渡したタブレットが下り列車の運転士に手渡されます。
志布志ー福島今町間のタブレットの穴の形は楕円でした。

上り列車を後方から撮影。キハ58 687です。

あれから30年——今の福島今町駅
腕木式信号、タブレット閉塞、駅員、入場券。この日当たり前のようにそこにあったものは、同年12月にはすべて役目を終えました。わずか数ヶ月後のことです。
今、この駅を走るのはワンマンのキハ40が1両だけ。駅員もなく、タブレットもなく、腕木式信号もない。それでも列車は毎朝この駅を通り過ぎていきます。

1992年の夏に撮ったこの写真が、かつての日南線の姿を伝え続けてくれています。

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