2026年7月24日。鹿児島中央から「みずほ604号」で小倉に到着後、隣のホームに停まっていた500系「こだま948号」に乗り換えた。小倉から岡山まで、旧グリーン車の座席を使用する6号車指定席での移動です。
JR西日本は2026年6月22日、500系の定期列車での運転を2027年1月13日に終了すると発表しています。今回の乗車はその発表から約1ヶ月後。「今のうちに乗っておこう」という気持ちで、速達列車ではなく500系「こだま」を選びました。
この日の都城から阿波海南までの乗り継ぎ全行程は、こちらの記事にまとめています。
小倉駅で500系こだま948号に乗り換え
みずほ604号が小倉に着いたのは10時09分。隣のホームに停車していた500系「こだま948号」に乗り換えた。出発は10時12分。

特徴的な断面の丸みと傾斜した車体は今も変わらない。「500系のぞみ」が現役だった頃に乗る機会は逃してしまったが、こうして「こだま」として乗れることに、ありがたさを感じた。
500系は1997年3月に「のぞみ」として営業運転を開始し、当時国内最速の300km/h運転を実現した車両だ。現在は山陽新幹線の「こだま」を中心に運用されている。
旧グリーン車の6号車指定席へ
6号車を選んだのは、旧グリーン車の座席を使用しているためだ。「こだま」での現在のポジションは普通指定席だが、ゆったりした2+2列のシートはそのまま使われている。車内は比較的空いていた。7号車の自由席にはそこそこ乗客がいたが、6号車はゆったりと使えた。

お酒は、志布志から保冷バッグに入れて持ち込んだ宝酒造のタカラcanチューハイレモンです。
「たこかま」は釧路のセコマで購入したもの。

シートピッチは、ゆったりです。ただし、コンセントはありませんので、モバイルバッテリー必須。
小倉から岡山へ|500系こだまの旅
新下関・厚狭・新山口
10:20、新下関着。10:24発。後続の「のぞみ」を待避するため4分停車した。厚狭では3分停車。追い越しはなし。新山口では再び「のぞみ」を待避。速達列車に次々と道を譲りながら、こだまはゆっくりと進んでいく。「空いているし、新幹線こだまの旅もいいな」と感じたのはこのあたりだった。

小倉を出て約9分で新下関に着きますが、早速ここで後続の「のぞみ」に追い越されます。
向かい側には、同じく「こだま937号」が停車して、後続の「のぞみ」に追い越されます。

追い越しは一瞬ですが、それも楽しみ。臨時の「のぞみ136号」でした。
広島・東広島・三原
広島では多数下車。乗車は少なめだった。東広島と三原では後続列車の追い越しがあり、三原では停車時間を利用してホームへ降りた。

三原駅で「こだま948号」の先頭車をホームから撮影。
まだ、撮影するファンも他に1人と少なく、のんびり撮影できました。

今回乗車したのは、V8編成ですね。撮影時点では、V8編成含む4編成が現役でしたが、8月末日にV4編成が廃車となり3編成となったようです。狙って乗りにくくなるかもですね。

三原では自動販売機で水も購入した。速達列車では経験しにくい、「こだまらしい」時間だった。
新尾道・福山・新倉敷
新尾道では後続列車の追い越しあり。福山・新倉敷はいずれも追い越しなし、3分停車。
待避と長めの停車も「こだま」の楽しみ
新下関・新山口・東広島・三原・新尾道と、各所で後続列車を待避しながら進んだ。こだまは停車時間が長い分、ホームに降りられる機会がある。三原では先頭車を撮影したり、自販機で買い物したりと、停車時間を活用できた。速達列車では経験しにくいこういった時間が、「こだまの旅」の面白さの一つだと感じた。

500系で岡山駅に到着
12時55分、岡山着。乗車時間は約2時間43分。岡山駅には各方面への列車や貨物列車が次々と発着・通過しており、ターミナル駅らしい雰囲気がある。「一日いても飽きなさそう」と感じた。このあとは快速マリンライナーで高松へ向かった。

この車体形状に合わせて湾曲したドアもこれで見納めかな。
引退前に乗っておきたかった500系
JR西日本は2026年6月22日、500系の定期列車での運転終了を2027年1月13日と発表した。その後、2027年7月に営業運転を終了する予定とされている。今回の乗車はその発表から約1ヶ月後のことだった。

この写真は2003年9月に岡山駅で撮影したもの。当時は「500系のぞみ」が現役だったが、四国・山陰方面へは寝台特急「なは」をよく利用していた。500系に乗りたいと思いながら「のぞみ」時代には結局乗れなかった。今回は「こだま」でしたが、惜別乗車で賑わう前に乗れたのは、タイミングとしてよかったかな。やはり、乗り鉄は、「乗りたい時に乗る!」が鉄則ですね。最近は、引退が迫る車両を追いかけてばかり…
まとめ
500系「こだま948号」で小倉から岡山まで乗車した。旧グリーン車座席の6号車を選び、各駅での待避を楽しみながら約2時間43分の乗車を終えた。速達列車とは違うペースで、広島以西の山陽新幹線の駅をひとつひとつ通過していく「こだまの旅」は思いのほか快適だった。後継車のN700系6000番台(P編成)は山陽ブルーという新色も予定されており、登場が楽しみです。こちらでも「こだまの旅」を楽しみたいものです。
定期列車での運転が2027年1月で終了する500系。引退前に乗りたいと考えている方には、旧グリーン車座席の6号車指定席をおすすめしたい。
この日の乗車の様子は、YouTubeでもご覧いただけます。

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